医療法人財団百葉の会グループホーム百葉清水浪漫館

2018.10.23

【施設の概要】

施設名の百葉。一葉一葉を人の人生になぞらえ、一葉の寂しさより百葉の楽しさを願う……。
そんな浪漫が溢れているのは施設名だけではなく、その佇まいにも同様の雰囲気が漂います。
日本民家の古材を、現代に蘇らせ次代に伝えたいという想い。
その想いとは、地球の限りある資源を大切にすること。それは、長い人生を歩み豊富な経験と知識を持っているお年寄りを大切に想うことと同じことであり、「古き良きもの」「人」「もの」を大切にしていきたいという想いが込められています。
大正浪漫風の建物の中で、地域の方たちと語らい、昔を懐かしんで、若き頃の「夢心地」に少しでもなって頂きたい。そんな浪漫溢れる想いで、この百葉清水浪漫館はできています。
グループホームとは、認知症高齢者の方が、家庭的な環境の中で、ゆったりと穏やかにお過ごし頂くことにより、認知症の進行を緩和し、自立した日常生活を安心してお送り頂く共同生活住居です。

【経営理念】

自ら受けたいと思う医療と福祉の創造を理念に掲げ、職員行動指針に則ったサービスを提供しています。職員行動指針とは現場で働く職員方が自ら考え、掲げたもので、そのあり方の通り、閉鎖的で一方通行になりがちな現場を打破し、開かれた建設的な職場を作っています。
個を大切にし、心を満たす医療の実現を目指した細やかなケアの中で喜びと感動を共有し、安定健全な発展を目指しながら、誇れる職場の創設に力を入れているそうです。
また百葉清水浪漫館では、安全で快適な環境の中で、お客様お一人お一人が、その人らしくお暮らし頂けるよう、お体のケアはもちろん、〔心のケア〕にも努めます。
座って入浴、座って排泄、座って食事。
そんな当たり前の生活を実現し、その人がその人らしくあるために寄り添っています。

【提供しているサービス・特徴】

グループホームの定員は18名です。
食事は全て管理栄養士を中心とした職員の手作りで、食材の調達から全てを職員の手で行っています。
栄養価の高い食事サービスを提供しております。

【他にはない魅力・強み】

デイサービス職員と連携し、月間で企画した個別のレクリエーションに、ご利用者様の個々の状態に合わせて参加されています。毎日取り組めるような楽しいレクリエーションを企画されているそうです。
また、認知症専門資格を持っている職員もおり、認知症ケアに強いグループホームとなっています。

他にも大きな魅力として、館内の風景があります。趣のある椅子やテーブルは、暖かみのある木製のもの。どこか懐かしい気分を彷彿とさせる館内の空気は、他の事業所では感じられないでしょう。まるで自宅にいるかのような安心感のある家具に囲まれて、ゆったりと穏やかな時間を、万全のサポートと共に提供しています。

【一日の流れ】

7:00　起床・朝食・口腔ケア・排泄・掃除・ゴミ出し
10:00　バイタル測定・ティータイム・テレビ体操・家事活動・デイサービスレク参加
12:00　昼食・口腔ケア・家事活動・レク・創作活動
15:00　おやつ・入浴・家事活動・創作活動
17:00　夕食・着替え・口腔ケア
20:00　就寝（消灯）

【スタッフ紹介】

グループホームは計画作成担当者など含めて16名の体制で勤務しています。
全てのスタッフが、この百葉清水浪漫館という安心・快適な環境の中で、ご利用者様お一人お一人にその人らしく暮らして頂けるよう、体のケアだけでなく心のケアにも努めています。

【やりがい】

認知症の方はご自身の考えを発信することができにくいのですが、ご利用者様に寄り添って、今日やりたいことはなにか、なにが心配なのか、不安を安心に変えるにはどうしたらいいのかを一緒に考えています。
やりがいは、ご利用者様に寄り添い、ご利用者様の生活を組み立てていくことだそうです。
なので、お仕事の内容はそのときどきのご利用者様の様子で決まります。
それを実行できるフットワークの軽さは強みにもなっているでしょう。