ケアマネが「何でも屋」…

ケアマネジャー(介護支援専門員)は、介護サービスの利用計画を立て、サービスが適切に提供されるように調整する役割を担っていますが、近年、一部のケアマネジャーが本業以外の依頼を受け、業務外の雑務に忙殺されている問題が報道されています。この背景には、高齢者やその家族がケアマネに対する期待と役割理解が乏しく、一部企業でもケアマネが「何でも屋」とみなされる風潮が存在します。

ケアマネジャーの本来の業務範囲
アセスメント:介護が必要な方やそのご家族の状況を評価し、最適な介護サービスを計画するための情報を収集する。

ケアプランの作成:利用者の個別ニーズに応じて、具体的な介護サービスの計画(ケアプラン)を作成します。

サービス提供の管理・調整:サービス事業者と連携し、ケアプランに基づいて適切なサービスが提供されるよう管理し調整します。

相談・助言:利用者や家族に対して、介護に関するさまざまな相談や助言を行います。

モニタリングと再評価:定期的にケアプランを見直し、必要に応じて修正することで、継続的な支援を行います。

本業以外の依頼が課題に
近年、ケアマネジャーが「何でも屋」として扱われ、以下の本業に関連しない依頼を受けるケースが増えています:

掃除や買物代行:これらの依頼は本来の介護業務とは異なり、ケアマネジャーの本来の役割を逸脱しています。

金融機関への付き添い、および手続き代行:高齢者が自分で行うべき手続きをケアマネジャーが代行することがある。

ゴミ出しや日常の簡単な家事:これらは家庭内で解決すべきもので、介護サービスの範疇には入りません。

これらの業務を受ける事で、業務の圧迫はもちろんの事、行ってくれないケアマネについて「不適切」「何もやってくれない」と悪評がたってしまうこともあります。又、ケアマネとして働くことを望む人が少なくなっている事にも影響しています。業務範囲外の相談をどうしていくのか?ICT等の活用で業務の効率化等課題は多くありますが、適切な支援を包括的に行えることが望まれます。

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