「介護マーク」をご存知ですか?
「介護マーク」は、介護をする方が、介護中であることを周囲に理解していただくため、静岡県で考案されたマークです。
認知症などの見た目では疾患が分かりにくい方の介護は、周囲から見ると、介護していることが分かりにくいこともあり、誤解や偏見を持たれる場面もあります。
• サービスエリアや駅などのトイレで、介護者が付き添う際、周囲から冷ややかな目でみられて困る。
• 男性介護者が店頭で女性用の下着を購入する際、いつも困っている。
• 病院に連れて行った際、2人で診察室に入っていくと、見た目は健康そうなのになぜ2人で診察室に入るのか、呼びとめられる。
• 駅で切符を買う時や、スーパーで買った物を袋詰めしている時など、目を離したわずかの間にどこかに行ってしまうことがある。
• 車の乗り降りを介助する際、パッシングされてしまった。
※静岡県公式HP参照
http://www.pref.shizuoka.jp/kousei/ko-210/chouju/kaigoyobou/kaigomark.html
などなど、介護する方が、介護中であることを周囲に理解してもらえるようにと「介護マーク」が作成されました。
静岡県内の市役所・区役所・町役場、地域包括支援センターなどで無料配布していますので、必要な方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
また、今は必要としていない方々もマークの存在を普及し、地域で介護マークを見かけた際は、温かく見守ることを心がけたいですね。
【介護マークのお問い合わせ先】
健康福祉部福祉長寿局福祉長寿政策課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
TEL:054-221-2442
FAX:054-221-2142