第4回となる、今回のテーマは「昭和」。
静岡市内の介護施設を利用する方達が1年かけて作り上げた作品を展示、来場された方が投票し、「大賞」「優秀賞」を決定します。見事、大賞作品と優秀賞作品となった場合、施設へショップのスタッフが訪問して表彰式を行うようで、出展した施設のご利用者様はとても喜んでくれるとお話を聞きました。
主催のパナソニックエイジフリーショップ静清は、介護用品の販売・レンタルをしている事業所です。在籍スタッフの中には介護現場を経験しているスタッフもおり、介護現場で利用者様が一生懸命作り上げた作品が活かされる事がなかった。そんな様子を残念に思っていたスタッフが、自分たちが何かできることはないか…? 考える中で、この展覧会を企画したと聞きました。
私も同じ介護現場で働いていたスタッフとして、この企画はとても素晴らしい!と感動し、今回の展覧会にお邪魔させてもらいました。作品全てが手の込んだ、温かい作品に仕上がっていました。出展品の中には、町内会の作品もあり、事業所と地域との交流が活発な様子が伝わりました。
来場される方は、作品を作ったご利用者様とその施設職員がほとんどですが、丁寧に飾られた作品を見る顔には笑顔があふれており、作品の横で写真を撮っている様子も数多く見られていました。今年の来場客は3日間で約300名、昨年は150名だったため、今年は2倍の数の来場者が作品を見るために足を運んだ事になります。企画したスタッフさんの想いがこうした形で返ってくることはとても嬉しく思いますし、この展覧会が多くの人たちに知っていただけるよう、願っています。
★パナソニックエイジフリーショップ静清様の事業所ページを静岡ケアスタイルで掲載予定となっております!掲載開始しましたら、是非ご覧いただければ幸いです。